お仕事を受けた時の基本の流れ(お金、請求書など)

業務効率化とお役立ち
つぶつぶ
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今度私のおともだちというか同志が、起業することになりまして!

ひよ子
ひよ子

それはおめでとうございます!!

つぶつぶ
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お金の流れが分からなさ過ぎて不安だと言っていました。
確かに、経理とかの経験がなかったら「請求書」の扱いとかも合っているのか不安になりますよね。

ひよ子
ひよ子

お金をもらう訳だから失礼に当たってはいけない!と、送るのドキドキしそう。

つぶつぶ
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経験があれば何も考えずできるところなんですが、今日はその私の中の当たり前をがんばって棚卸ししてみました。
分かりやすく書けたかどうか心配です。

ひよ子
ひよ子

分からんかったらすぐ聞きますんで!!

つぶつぶ
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そうしてもらえると嬉しいです。
とりあえず余計なものは削ぎ落して、流れだけを書きました。「こんくらい知っとるわ!」な内容かもしれませんがよろしくです。笑

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お仕事を受けた時の基本の流れ① 契約書、メール・チャットやり取りなど「このようなお仕事をいくらでお受けしました」という記録を出来るだけ細かく残す。相手もこちらも両者にとって分かりやすく。

記録といえどもどんな商品やサービスを取り扱うかでかなり違ってきますが、「確認書」「覚書」「注文書」「見積書」「業務委託契約」「請負と委任の違い」「契約書の印紙」など検索し勉強すればこの辺りは理解が進むと思います。

契約書作成は少し難しいし合っとるんか分からんーてなると思いますが、特に初めて取引する相手(信頼関係の薄い人)だったり取引する金額が大きい場合は、作っておいた方がトラブルが起きた時に自分を守ってくれるものにもなるので良いと思います。
相手と「ここはどうでしょう?どうしますか?」と話し合いながら作ってもいいのではないでしょうか。契約書を作るのが目的ではなく相手と同じ認識にしておくことが目的なので、そこは注意というか忘れないでください!

つぶつぶ
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自分が商品やサービスを扱うにあたりどのような法律や文書が絡んでいるか、専門家に聞きたい場合は、創業相談窓口や商工会議所へまず行ってみるといいかなと思います!
この契約書合ってる?と不安なときは、弁護士さんや行政書士さんのところで聞いてみましょう。(お金かかると思う)

 

 


お仕事を受けた時の基本の流れ② お仕事する。

もらったお仕事に一生懸命取り組みます!
(この章いらん!笑)
 

 


お仕事を受けた時の基本の流れ③ お仕事が終わったら、請求書を発行します。

何をもって「終わった」とするのかは①の時に決めておくといいと思います。
仕事内容によっては、途中でお金をもらうことや、毎月決まった額をもらうことがありますね。その時でも、ほとんどの場合、請求書は必要です。必要というか、あった方がいいというか、発行して相手に送った方が確実です。
請求書送らないとお金もらえないと覚えていてもいいくらいかと思います。笑

 

=請求書に最低限書いておくべきこと=

■自分の名前(&屋号,会社名)と住所と連絡先 =請求元
■相手の名前(&屋号,会社名)=請求先
■発行年月日(11月分の請求書を12月上旬に作るなら、11月30日としてもOK)
■請求書番号(なくてもいいけど私は絶対入れる)
■取引内容と請求額
■振込先の口座情報
■振込手数料がどちら持ちか(無視される可能性もあり ※後述)      


=請求書の渡し方=

■手渡し(すごく丁寧な人だなと思われる)
■郵便で送る(一般的)
■メール・チャットで送る(「請求書はメールでお送りしてもよろしいでしょうか。」と相手に聞いてみて「いいよ」と言ってくれてから送るのが無難。聞かずに送る場合は、一言「郵送をご希望の場合はお気軽にお申し付けください。」とメールの文中に書いておく。)
■請求書作成サービスを使う無料で使える クラウド請求書・見積書・納品書管理サービス Misoca(みそか)や、クレジットカード決済のリンクがついた請求書をメールやショートメッセージで届けることができる「Square(スクエア)」というサービスが便利&使いやすいです。入金チェックも楽です。)

 

つぶつぶ
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メール等で送ることができると、封入作業の時間と紙代と切手代が浮きますね。
私が個人事業主だった時は、相手に聞かずにしれっとメールで送っても大丈夫なことが多かったです!

 

 


お仕事を受けた時の基本の流れ④ 入金を待つ。

①のときに決めた方法での入金を待ちます。
現金か振込か?
クレジットカード決済か・・・?
個人と個人のやり取りなら、○○Payでの受け取りでも良いと思います。
 

 


お仕事を受けた時の基本の流れ⑤ 「入金を確認しました」と報告しなくていい。(案外これやる人多い)

あったら丁寧かなくらいには思いますが、一般的にはそこまでしません。企業同士のやり取りではそんな慣習はありません。見たことありません。笑
とてもお世話になった人が相手なら、「入金を確認しました。この度はありがとうございました。」と、挨拶として送ってもいいかなとは思います。

どうしても送らないと気持ち悪いなら、「入金を確認しました」という一文ではなくて領収証を送りましょう。領収証は、確かにお金を受け取りましたということを証明する正式な書類です。

ちなみに領収証は現金でお金をもらった時は必ず発行して、それ以外の時はちょうだいと言われたら発行します。

振込の時はだいたい「金融機関の払込受領書、もしくは払込完了画面をもって領収書に代えさせていただきます。」
クレジットカード決済の時はだいたい「お客様ご契約のクレジットカード会社が発行するご利用明細書をもって領収証に代えさせていただきます。」
という暗黙の了解がありますが(暗黙ではなくきちんと表明してもいい)
それでも「ちょうだい」と言われたら笑顔で発行し送ってあげます。

あと領収証と聞くと100均に売っている複写式の手書きのやつを思い浮かべる人が多いと思いますが、あれじゃなくてもいいんですよ。
請求書と同じく、パソコンで作って印刷して〜という手順で発行した領収証でOKです。
 

 


お仕事を受けた時の基本の流れ⑥ 請求書も領収証も、こちらが作って相手に渡す書類はすべて!!控えをとっておきましょう。

経理マンとしては一番言っておきたいところです。
控えは、コピーでもスキャンでも、PDFでも、ExcelやWordのままでもなんでもいいです。
こちらが作って相手に渡す書類に限らず、相手から渡されて返送するような書類でも、とにかくなんでもかんでも控えを取っておくのを癖づけてください。いつかあなたを守ってくれます。

というか「いつか」だけでなく、もちろん帳簿付けには速攻使いますしね!

上書きで作ったから前のが消えちゃった〜!とかほんまやめてくださいね。笑
 

 


お仕事を受けた時の基本の流れ、分かった???

以上、なんだか記事を書き進めるにつれ「無形の商品・サービス」対象のようになってしまいましたが・・・。
でも、有形の商品でも、製造でも、流れは同じです。
①が違うくらいかな。

逆にこれの通りにならないのが、ネットショップ・オンラインストアですね。請求書発行を飛び越して即時決済ですからね。便利な時代です。

請求書・領収証の作り方やテンプレート、作成時の注意点などは、検索するとたくさん出てきますのでこの記事では割愛させてもらいます。
 

 
 

【おまけの話】お金を払う方が強い???

その昔、郵便が発達しておらず銀行振込も無い頃。営業マンは紙の請求書をお客さんのところへ持参し、後日現金を取りに行っていたのだそう。当然ながら、取りに行かないとお金はもらえなかったんですね。
その後銀行振込という手段が増えましたが「営業マンが現金を取りに来ない代わり」としての扱いだったそうです。どういうことかというと、振込手数料を払う方が負担する(当方負担)なんてあり得ない!!という感覚。
現代では、私は「もう当方負担が普通だな〜」という感覚ですが、製造業や歴史のある会社には今でもこの考え方が慣習的に残っていることもあります。振込手数料を引かれて入金されると「金額違う!?!?」と最初ビックリしますが、そいうことかと思い出してくださいね。

払う方が強いエピソードは他にもあって、
こちらが請求書に「振込期限:○月×日」と書いていたとしても、相手は無視していいのです。無視していいと言うと語弊がありますが、相手は自分らのルールに沿って支払うのでOKな世界です。
相手は、請求書をもらってから支払うまでの期間(=支払サイト)を取引先との協議によってor社内規程によって自由に決めることができ、それに合わせるべきなのは実はこちらなんです。
請求書に振込期限を書いていたのにそれが守られない時が今後あるかもしれませんが、「どうなっとんや!!」と怒って電話するのは筋違いということを知っていて欲しいです。これは恥ずかしいから!笑
守って欲しい期限であるなら、やはり①の時に支払サイトまで明確にして両者で認識しておくのがいいですね。(それでも、経理の振込担当者まで話が伝わっていなかったという残念パターンもあったりしますが・・)

「払う方が強い」という見出しですが、これはあくまでも経理上はこのような慣習がありますよ、というお話です。
事業者の立場としては同等で、お互い思いやりのある取引を進められたらいいなと思いますよね。

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つぶつぶ

読んでいただきありがとうございます!つぶつぶと申します。広島県在住30代ワーママ、夫+息子1人の3人家族です。
このブログは、経理事務やバックオフィス業務効率化に役立つ内容を、初心者の方でも拒否反応が出ないよう心掛けて書いています。なるべくお金をかけない(コスパ重視)をモットーに仕組みやツールを選んでいます。
業務効率化が大好きで、新しい効率的なやり方を見つけたときが一番テンションが上がり嬉しいので、もっと簡単な方法があるよ!もっと良いツールあるよ!という場合はぜひご連絡をくださいますようお願い申し上げます。笑

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