
こんにちは!
今日は起業する前や起業して始めに準備すること・必要なものを、私が過去に使ってきたおすすめツールや個人事業主として起業した時の経験談も交えて、手順書にしていこうと思います!

調べても、開業届のことばっかり出てくるんですよね・・・。ほら私って、運動始めようと思ったらシューズとウェアを最初に揃える、カタチから入りたいタイプじゃないですか???
だからちゃんと用意できることがあるならしておきたいんです。

(知らんけど・・・)
まあそうですね!事業をスムーズにスタートさせるためだけでなく、経理を効率的に進めるために必要なこともあるので、ゆっくりでもいいから順番に揃えてみてくださいね。
- まずは起業したらやることの全貌を確認
- 個人事業主として起業したときの手順書
- 手順① 屋号を決める
- 手順② Facebook個人アカウントを作る
- 手順③ 事業用のGoogleアカウントを作る
- 手順④ 事業用のAmazonアカウントを作る
- 手順⑤ Facebookページ+Instagramアカウントを作る
- 手順⑥ 名刺を作る
- 手順⑦ 自分が何をやりたいのか・やっているのかを説明する紙を作る
- 手順⑧ SNSやらをひとつの場所(オンライン上)にまとめる
- 手順⑨ 事業用の銀行口座を作る
- 手順⑩ 事業用のクレジットカードを作る
- 手順⑪ サクサク動くパソコンを用意する
- 手順⑫ Dropboxをパソコンとスマホにインストールする
- 手順⑬ 会計ソフトを準備する
- 手順⑭ 必要な場合は開業届を提出する
- 手順⑮ ホームページを作る
- 手順ラスト⑯ 勇気を手に入れる
- 〆(締め)
まずは起業したらやることの全貌を確認
各項目にジャンプする場合は↑の目次を使ってくださいね。
- 屋号を決める
- Facebook個人アカウントを作る
- 事業用のGoogleアカウントを作る
- 事業用のAmazonアカウントを作る
- Facebookページ+Instagramアカウントを作る
- 名刺を作る
- 自分が何をやりたいのか・やっているのかを説明する紙を作る
- SNSやらをひとつの場所(オンライン上)にまとめる
- 事業用の銀行口座を作る
- 事業用のクレジットカードを作る
- サクサク動くパソコンを用意する
- Dropboxをパソコンとスマホにインストールする
- 会計ソフトを準備する
- 必要な場合は開業届を提出する
- ホームページを作る
- 勇気を手に入れる
必要な順番・簡単な順番から進められるように並べています!
すこし長くなりますが、ひとつずつ説明してみます。
個人事業主として起業したときの手順書
手順① 屋号を決める
屋号とはお店の名前・サービスの総称です。このブログでいえば「つぶつぶ経理部」になります。
これは基本的に、自分の好きな名前を自由につけていいと思うんですが、まずは思いついた名前をネット検索してみて、同じ名前や似た名前が他に無いかをチェックしてみましょう!なるべく唯一無二の名前がいいです。理由は、その名前で検索されたときに一発でホームページを探し当ててもらうようにするためです。
他にも、例えば電話で「”つぶつぶ経理部”と検索したらホームページ出てきますので!」と伝える時に、その文字列を説明しやすい名前にするとより良いと思います。短く説明できる屋号、聞き取りやすい屋号にしておくと、後々便利です。
(例)Cafe TsubuTsubu →「カフェツブツブ」 ダサくてもいいの!!!!

口頭では「”つぶつぶ“は平仮名で、”けいりぶ“は漢字です。総務部とか経理部とかの”経理部“です。」くらいで説明できると楽ですね。
実は以前、電話で絶対聞き返される屋号にしてしまったことがあって、ちょっぴり面倒くさかったんです。笑
オリジナリティー溢れさせすぎも良くない・・・
そしてもう一つ屋号の決め方で私が大事だと思っているのが、Gmail,Instagram,Facebookページ,Twitter 4つのアカウント名を統一できる文字列を選ぶのがベスト!ということです。
上手に説明する自信が無いので、このブログ専用のアカウントを取得するときの私の思考を書き出してみます。
↓
新しくGmailアドレス作ろう!tsubutsubu・・・え!他の誰かが使ってる!ダサ!(使おうとしたくせに)
↓
2bu2buはどうかな・・・あ!これなら大丈夫!では念のためSNSの方もチェックしておこう
↓
Twitterは・・・・げ!2bu2bu他の誰かに使われとるわ!!えーじゃーどうしようかな
↓
もう一回Gmailで・・・2bu2bu3・・・これならいけるな。Twitterも、インスタもFacebookページもチェック!
↓
大丈夫だ!ではこれで決定!
以上のように(?)Gmail,Instagram,Facebookページ,Twitter 4つのアカウント名を統一できる文字列をチェックしてみてください。これも後々、名刺やチラシなどの印刷物を作るときに便利になってくるかと思います。半分くらいは「そろえたい」という自己満足な気持ちかもしれませんが・・・。
追記アカウント名に空きがあるかは、複数サービスをまたいで一発検索できるサービスがあります。超便利!!(以下は外部の解説記事へのリンクです。)

お金がかかってくるので今すぐにはドメインを取得しなくていいとは思いますが、どうせならここも揃えたいですよね!
チェックはこちらから簡単にできます。(ドメイン取得は先着順・早い者勝ちなので、そこだけ注意です。)


つぶつぶ経理部では
Gmail2bu2bu3@gmail.com
Instagramhttps://www.instagram.com/2bu2bu3/
Facebookページhttps://www.facebook.com/2bu2bu3/
Twitterhttps://twitter.com/2bu2bu3
ドメインhttps://2bu2bu3.com/
5つ揃えているのだ!!!!

スーパー戦隊!!!!
手順② Facebook個人アカウントを作る
Facebookは実名で運用するSNSですね。私は起業する前にはSNSアカウントをひとつも持っていなくて、中でもFacebookは特に「いらんな~」と思っていたんですが、起業の先輩に「作らないと!!」と結構な圧で言われたため渋々作りました。笑
当時は渋々でしたが、今は先輩と同様「まず一番に必要!」と思います。
Facebookはすでに何か活動していたり事業をされている方はほぼ全員アカウントを持っています。また、Facebookに附帯するチャットツール「Messenger」は、そういった先輩方とやり取りする際にとても便利です。過去のやり取りが残るので、名刺交換の機会が多く名前をなかなか覚えられなかった起業初期はとても助かりました。
Facebookは、個人アカウントは一人につきひとつしか作れませんが、「Facebookページ」というビジネス用アカウントをたくさん作ることができます。なのでまずは、手順②では個人名でのアカウントを作っておいてください。すでに持っている人は飛ばしてください。
Facebook個人アカウントの作成はこちらから。
アカウント作成がうまくいかない場合はヘルプページを確認してみてください。
手順③ 事業用のGoogleアカウントを作る
次はGoogleアカウントを取得して、Googleさんから事業用のメールアドレスを無料でもらいましょう。すでに個人でGmailのメールアドレスを持っている場合でも、それとは別に、新しく事業用のメールアドレスとアカウントを作ってください。手順④以降で何かしらメールアドレスの入力を求められた際は、全てこの事業用のメールアドレスを使うようにしてくださいね!
Googleアカウント&Gmailアドレスの新規作成はこちらから。
手順④ 事業用のAmazonアカウントを作る
これは、すでに起業した人からすると意外だと思います!
普通は作らないと思います。普通は、すでにAmazonアカウントを持っている場合は、支払いの際に事業用クレジットカードで決済するよう切り替えるだけでよくて、新しく事業のためのアカウントを作る必要はありません。他ネットショップもこの運用で大丈夫です。
ですがAmazonだけは、個人アカウントとは別の事業用アカウントを新しく作ることをおすすめします。Amazonでよくお買い物する方はぜひ作ってください。これは経理を効率化するためです。とっても便利になります。
アカウントはAmazonトップページから新規作成してください。
手順⑤ Facebookページ+Instagramアカウントを作る
ここはよく仕様が変わるのでちょいとややこしいんですけど、今(2020年4月現在)は以下の手順画像通りに進めればInstagramアカウント→Facebookページと一気に5分くらいで作成が可能です。2つのアカウントは連携し、ビジネスアカウントとして閲覧人数を分析したり投稿を広告に出したりができるようになります。
もし内容や順番が変わっていたら、ご連絡ください。確認して更新します。

あのーすみません、Twitterは作らなくていいんですか?

Twitterはですね・・・私は伝えたいことを140字におさめることがどうも難しくて、ビジネス運用するの苦手なんです。笑
なので人様にアドバイスできる身でないというか・・・アドバイスもらいたい側です。笑
すでに使ったことある人ならこの段階で一緒に作ってしまっていいと思うんですが、Twitterを一度も使ったことがない人や初心者は、まずはFacebookとInstagramに慣れてから・・・にしましょうかね。
SNSは、周りのみんなが作ってるから!とかそんな勢いでアカウントを作っても続かなくなっちゃうので、最初の段階でむやみやたらに作らないほうがいいかなと思ってます。ビジネスの内容にもよりますが、LINEも今はまだ必要ないですね。SNSは必要だなと思ったときに増やしましょっ!

「バズる」っていうくらいだから拡散力が高くて、ビジネスにぴったりなのかと思っていました。

そうなんですけどねー。魅力的ですよねー。
私は、Twitterの世界は流れがとっても早いなと感じるんですよね。実生活の5倍速くらいの感覚です。それについていくには、ある程度訓練が必要かな・・・。訓練しても「バズる」までには結構な時間と労力がかかると思います。バズったことないんで知りませんけど。それに、1つの投稿がバズったからといってフォロワーが増えるという訳でもないので。。。
SNSはTwitterに限らず、時間をかけて育てていく感覚で気長にコツコツとがんばりましょうね!
手順⑥ 名刺を作る
名刺ってまだ早いかな?と思っているかもしれませんが、今作るのはとりあえずの名刺です。これから出会う人に、あなたの名前と連絡先だけ知らせるための名刺です。なのでこだわって考えなくても大丈夫!
自宅にプリンタがあれば、パソコンで作成できる名刺用紙(A-one)を購入します。
家電量販店にも売っています。A-oneというメーカーの用紙は全て、ラベル屋さんという無料ソフトを使い自宅プリンタで簡単に印刷することができます。最初はこれでいいと思います。

ちなみに、自宅住所は載せなくても私は特に問題ありませんでした。電話番号も、プライベート用をしれっと載せていました。携帯2台持ちとかの方が管理が難しかったので・・・
自宅にプリンタが無い人は、ラクスルというネット印刷屋さんに注文する手段もあります。100枚500円~と、実は自宅プリンタで印刷するよりも安いです。
A-one&ラベル屋さんで作っている人でも、名刺がすぐに無くなり印刷枚数が多くなってくるようなら、ラクスルに移行したらいいかなと思います。ラクスルにも、無料で使えるデザインツールが用意されています!
ラクスルはワードやパワーポイントでデザインを作成しPDFで入稿できるので、イラストレーターが使えない私のような素人でも簡単に様々な種類の印刷物を注文することができます。
プロにデザインを頼みたい場合は、ココナラというWEBサービスでデザイナーさんを探してデザインデータを作ってもらうのが安くておすすめです。頼む前に「こんな雰囲気」の例をいくつか探しておいて、デザイナーさんとやりとりを始めたとき最初にその画像を渡すとスムーズです。
(例)「名刺 フリーランス」「名刺 ◯◯(業種)」で画像検索
手順⑦ 自分が何をやりたいのか・やっているのかを説明する紙を作る
前項の名刺を作ることと、この「説明する紙」を用意しておいた方がいいというのは、実は私が初めて創業相談窓口へ行った際にアドバイスをもらったことです。名刺や言葉だけで伝えきれない情報や想いをA4用紙1~2枚にまとめて、名刺と一緒に会う人会う人へ配り歩くといいよと教えてもらいました。私も、当時はまだやりたいことがふんわりしていた段階でしたがすぐ実践しました。
あなたの目標がまだ実現されていない場合は、ざっくりまとめるでも、まだ決まっていない理想を書いてもOKだと思います!すでに実現している場合にも、まずはA4にまとめることで本当に伝えたいことをギュッと凝縮させられるはず。事業の洗い出し・強みの分析にもなります。いつかはチラシやパンフレットを注文できたらいいですね♪
作成は手書きでもパソコンでも、作りやすい・伝わりやすいほうで作ったらいいと思います。綺麗かどうかは二の次でいいです。そして作りっぱなしではなく、「もっとこうしたら分かりやすいかな」と気づいた時にじゃんじゃん更新していきましょう!こまめに更新するので、大量印刷はせずに最初は名刺と同じ枚数だけプリントするようにしましょう。
手順⑧ SNSやらをひとつの場所(オンライン上)にまとめる
ちょっと説明に疲れたのでね・・・ここは検索してやってみてくださいね・・・。笑
linktree(リンクツリー)という海外製のWEBサービスを使います。オンライン上に情報をひとまとめにするといえばホームページがまず浮かびますが、取り急ぎlinktreeでサクっとまとめておきましょう。
linktreeで作ったURLは、SNSのプロフィールに登録したりQRコードにして名刺に掲載したり、何かと便利に使えます。バラバラとたくさんのURLを載せるのではなく一本化してあるところが、お客さん目線で優しいかなって思います。ホームページができるまでの代わりの看板のようなものだと思ってくださいね。
手順⑨ 事業用の銀行口座を作る
銀行に行かなくても残高確認や振込処理ができるネット銀行をメインで使うのがおすすめです。ネット銀行とは、実店舗が無くオンライン上で運営されている銀行のことです。
PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)は本人確認資料だけで、屋号が入った事業用口座を開設できます。開業届の提出は不要です。私はパート事務で入った会社で初めてジャパンネット銀行を触って以来、個人的にもずっと愛用しています!
ネット銀行をメイン口座にする一番のメリットは振込手数料が安いことです。注意点としては、引落口座に指定できない場合があります。(私の地元広島市では、水道料金の引き落としにはネット銀行を指定することができません。)なので、ネット銀行のほかに最低ひとつは、地元の銀行の預金口座も持っておきましょう。地元の銀行で屋号が入った口座を作るには、開業届など事業を行っていることを証明する書類の提出を求められるので、すぐでなくても必要に迫られてからでいいと思います。

今持っているプライベート用の銀行口座を使っちゃだめなんですか?

だめではないですよ!余っていて今は使っていない口座があるならそれでも大丈夫です。個人事業主は屋号が入った口座を使いましょうとかいうルールも特にないので。
今持っている自分の口座を事業用に使うのなら、一度残高を0円にして、そこから新しく運転資金として1万円くらい口座へ入れてからスタートという形にしたらいいと思います。
とにかく銀行はどこでもいいので、プライベート用と事業用のお金は完全に分けておくことが経理の基本中の基本であり、効率化のための重要ポイントでもあるんですよ。

分かりました!あれっでもその1万円は、どうするんですか?まだ売り上げとかないけど。

自分のお財布から入れておいていいですよ。足りなくなったら、また自分のお財布から事業用口座へ入れましょう。それで何も問題ありません、Trust me!
事業用で現金を使いたいときは、事業用口座からお金を引き出して、それを事業用のポーチに入れてそこから使っていくようにします。預金だけではなく現金も完全に分けていきます。
手順⑩ 事業用のクレジットカードを作る
プライベート用と事業用のお金は完全に分けておくということは、ネットショッピングの際に使うクレジットカードも当然分けないといけませんね。「ポイント欲しいから」「年会費払うのヤダ」などの理由で、プライベート用のカードを使いたいと思うでしょう。分かりますよ、私もそうでした。でもここで絶対ケチってはいけません。今ケチると、経理面では地獄行きのバスに乗ることになります。

完全に分けるを忘れないで・・・。
苦い思いをした人、迷惑を被った人、地獄行きなことに気づいていない人、たくさんいます・・・。
事業用にクレジットカードを作るならマネーフォワードビジネスVISAカード(クラシックカード)がおすすめです。ビジネスカードを創業前から作ることができ、年会費は私が今まで見た中で一番安く、さらにはPayPay銀行の振込手数料がずっと割引という最強特典がついています。Apple Payにも対応しているので、iPhoneやApple Watchでスマートに決済したい人にとっても便利です。(Apple Pay対応の法人カードは数少ない)
私が起業したときはマネーフォワードビジネスVISAカードはまだリリースされていなくて、当時年会費が一番安かったオリコビジネスカードEX Gold for Bizを選びました。
マネーフォワードとはクラウド会計ソフトを提供している会社で、会計ソフトについてはこのブログのカテゴリ真似するだけ経理_組織Ver.でも今後扱っていく予定です!
手順⑪ サクサク動くパソコンを用意する
とりあえず家にあったパソコンで・・・で最初は全然大丈夫なのですが、そのパソコンを買ったのはいつですか・・・?笑
動きが遅いパソコン・すぐに固まってしまうパソコンは今後ストレスでしかないので、できることなら思い切って新しいパソコンを購入しちゃいましょう!予算が許すなら、タブレットのようにも使える2in1タイプがおすすめです。2人以上でパソコンを見ながら話したいときに便利です。
中身のことは私はよく分からないので他の詳しい人に聞いて欲しいですが、購入のポイントとしては以下3点を気にしてみてください。
■画面の大きさは12インチ以上推奨…小さすぎると作業しにくくて肩と首が死ぬから
■パソコンに詳しくない人だったら日本語キーボードの方がいいかも…このブログに出てくるキーボードの話は全て日本語キーボードのことだから
■テンキー推奨…Excelや会計ソフトへ数字を入力するときにあった方がいいから
コンパクトなパソコンだとキーボードにテンキーがついていない場合がほとんどなので、別途購入という手もあります。おすすめはエレコムのテンキーです。個人的には、有線が好きです。数字を早打ちするためのテンキーなのに、遅延したら嫌なので・・・。2017年に私が買ったのはこれでした。打鍵感があって結構好きです。
手順⑫ Dropboxをパソコンとスマホにインストールする
Dropbox(ドロップボックス)とは、「オンラインストレージサービス」のひとつです。WEB上にある保存フォルダのようなもので、複数のコンピュータやスマホ間でデータの共有や同期が簡単にできるようになります。
私はSNS投稿に必要な画像をパソコンからスマホに移したいときによく使いますし、なんなら全てのデータをパソコンの中ではなくてこのDropboxに入れて管理しています。(無料版では容量が足りないので有料プランにしています。)パソコンが突然壊れても安心です!
オンラインストレージサービスは他にもiCloudやGoogleドライブなどありますが、パソコンとスマホを繋げるサービスなら導入するのはどんなものでもOKです。
手順⑬ 会計ソフトを準備する
パソコンに会計ソフトを導入します。このブログでは会計ソフトを使った経理の手順書を書いていきますので、個人事業主の人は真似するだけ経理_フリーランスVer.を参考に導入してみてください。
私はこれまで6つほど会計ソフトを扱ってきましたが、その中でのおすすめはこんな感じです。
クラウド会計ソフトで検索すると、freee(フリー)も候補に上がってくると思います。freeeは全く経理の知識が無い人でも帳簿付けや操作が分かりやすいようにたくさん工夫されています。ですが、freeeの使い勝手は会計ソフトの中でもかなり独特で、せっかくソフトに慣れて経理を習得したとしても他のソフトに応用することが難しいと感じます。せっかく経理をかじるなら、普通の会計ソフトの感覚に触れておく方が広がりがあるかなと思うので、私はクラウド会計ソフトならマネーフォワード
をおすすめしています。
逆に、ずっとfreeeを使い続けるよって人は、最初からfreeeでもいいと思います!
JDL(ジェイディーエル)はインストール型の会計ソフトですが、無料版があるのと、組織に対応した高機能なソフトでも月々580円と激安なので、コスパで選んでいます。笑
パッケージではないので、バージョンアップに費用はかからず自動で更新されます。Windowsしか対応しておらずMacユーザーは導入できないのが残念なところです。
ちなみに、Excelで帳簿付けする人もいるようですが、Excelで作るくらいならJDLの無料版を導入した方がはるかに効率がよいかと思います。私はExcelでは帳簿付けしたことがありません。笑
手順⑭ 必要な場合は開業届を提出する
「フリーランスとして本格的に活動していく!」「店舗や事務所を構える!」という人は、開業届も早速出してしまいましょう!開業届の提出先は地域の税務署です。予め電話等で持参物を聞いてから税務署へ行き、職員さんに教えてもらいながら記入したら良いです。
会計上は、開業届を提出した日を起点に帳簿付けをしていきますが、提出日以前に買い物したレシートも経費として入れ込むことができます。事業用に買い物したときのレシートなど証拠書類は捨てずに保管しておきましょう。
どこかに雇われながら(正規・非正規問わず)副業で事業を行う場合、開業届提出のタイミングは慎重に判断してください。
手順⑮ ホームページを作る
本当は、15番目ではないと思うのです。私は起業するとき、1番最初にホームページ作りから取り掛かりました。それくらい大事だと思っています。
ホームページがない会社(サービス)は看板のない定食屋のようなものだと、どこかで読んだことがあります。看板が無ければそこが定食屋なのかどうかも分からない、営業しているかも不明、「やってるの?」「何屋さんですか?」とどこに問い合わせていいのかも分かりません。そんな店、こわくて入れませんよね?

本当は最も重要だと思うホームページ作りですが、時間と労力をかけないといけないところなので、15番目にしました。

SNSやブログをホームページ代わりにしているところも多いですよね?

多いですね。でもそのSNSやブログは、投稿の度に十分なサービス情報(お店情報)を載せていないものが多いです。
お客さんはSNSやブログに出会ったときに「やってるの?」「何屋さんですか?」が知りたいと思うんです。それをすぐに見せてあげられて、分かりやすく誘導できるのがホームページなので、すっごくシンプルなものだとしても絶対作った方がいいですよ!
ホームページは、最初は無料サービスを使って作っていいと思います。検索でより上位に表示されやすいようにしたいなと思ったら、少し難しいですがWordPressでの作成がいいです。どちらの場合も、まずは自分で作成してみることがポイントです。起業前や間もない段階からお金を払って外注してしまうと、最初の頃は更新が頻繁なので、その都度お金と時間がかかってしまいます(業者さんとの契約によりますが)。無料サービスは難しくないので、時間さえかければ理解できると思います。時間のあるうちにコツコツと取り組んでみてください。
作り方は、手順⑦でまとめた自分が何をやりたいのか・やっているのかを説明する紙をホームページにまとめ直していくイメージで作っていきましょう!まとめ直すのが面倒だなと思ったら、紙をそのまま画像として貼り付けてしまってもいいと思います。そんな簡単なものであっても、無いより100倍マシなのです。笑
事業が落ち着き「もっとかっこいいホームページがいいな!」と思ったら、プロに依頼しましょう!
ホームページ作成サービスはたくさんありますが、私はいつも片っ端から使ってみて、自分が使いやすいな・好きだなと思ったサービス、目的に合うサービスを選ぶようにしています。以下は一例です。
片っ端から試してみて「これだ」と決まったあとは、使わないサービスはきちんと解約しておきましょう。そのままにしていると、今後検索されたときに未完成のなんのこっちゃ分からんページが上がってきてしまうからです。
手順ラスト⑯ 勇気を手に入れる
ここまで準備をしてきたあなたには最後に、営業する勇気や自分の商品やサービスは最高なんだ!という気持ちで値付けする勇気を持って欲しいなと思います。
なかなか難しいことでもありますが、100%の自信を持って売れるように商品やサービスを磨き続けていくことで勇気は手に入れられると思っています。

私は、勇気を手に入れるまで1年半くらいかかったのですが・・・。笑
もっと早くに勇気が欲しかったです。

経理のことだったらこんなに自信満々なのに、意外ですね!

数字が得意かと、経営者脳になれるかは、また別だなって思ったんですよね。
「私が作ったこんなに素晴らしいサービスを受けることができないお客さんマジかわいそうwww」くらいに思えたら、売り方だって変わってくるんじゃないでしょうか。

図々しいな!

図々しくも謙虚に、勇気を出してやっていきましょう!!
〆(締め)
「個人事業主として起業しようと思ったら最初にやること」は以上です。この順番通りでなくても出来るところから取り組んでいってもいいと思うので、ひとつずつ頑張ってみてくださいね!
分からないところがあったらメッセージください。
いつでも応援しています!!